2011年

7月

27日

四葉は何枚?

今日の四葉
今日の四葉

現在、41枚の四葉と出会うことが出来ました。何枚になったら幸福になるのでしょうか。

 

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2011年

6月

02日

なんだかいいことありそう

四葉を三つ見つけました

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2011年

4月

11日

2011年の桜

今年はいつもよりも白く感じる桜でした

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2011年

3月

29日

指先の冷たさと桜の蕾

春風の暖かさを待つ桜の蕾が北風の冷たさを感じています。

 

指先の冷たさに蕾が感じている寒さを体感している今日この頃です。

 

そろそろ、冬に「さよなら」を言いたいですね。

 

 

 

 

 

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2010年

11月

18日

恋の計画

日が落ちてからの北風の冷たさが、人肌の温もりを誘うようにも感じます。

古い英字新聞が出てきたので、電子辞書を使って読んでみました。昔も男性
が女性を誘うのには苦労していたようです。

その当時の研究者によると、ロックミュージックの性的に刺激的な歌詞とリズ
ムは、お嬢さん方への母親の警告を忘れさせるそうです。

今も昔も若い男性達は、若い女性を探していますが、(女性達も同じかもしれま
せんが)昔の男性は、女性の気を引くように、バルコニーの下で詩を朗読したり、
情熱的な手紙を書いたり、タンゴの踊りを習ったりしていました。しかし、カセ
ットテープをプレヤーに入れるように簡単にはいかなかったようです。
そこには、想像力や独創性が必要だったようです。

女性を誘うことだけを毎日毎日考えていた男がいました。彼は、デートの経験が
少なく、特に2回目は誰も会ってくれませんでしたので、十分に注意して、計画
を考えました。

音楽を試してみましたが、ロックンロールの前の時代でしたので、フランク シナ
トラのような曲をコインがなくなるまでジュークボックスでかけましたが、女性に
音楽に影響はなく、母親の警告どおりに早く帰宅しました。

次に彼は、情熱的なラブレターを書くことにしました。しかし、彼の文章はとても
悪く、何人かの女性は、警察に手紙を送りました。すると彼は、警察に呼ばれて解
決していない性犯罪者として尋問を受けることになりました。

彼が詩を書いたときのことです。ある夜、彼は女性の家がある細い路地で詩を朗読
しました。しかし、彼の声が小さくて誰も聞こえませんでした。さらに見回り中の
警察にのぞきだと疑われて連行されました。

他のときは、神秘的な力を持つ有名な占い師にもらった黒いほれ薬を女性の食べ物
や飲み物に入れると彼女の方からすがりついて来ると聞いたので、デートのときに、
女性の食事にその薬をふりかけました。すると彼女は3日間病気になり、お店のオ
ーナーは、保健所からお店の閉鎖を言い渡されました。

彼は、すべてがうまく行かなかったので、必然的に彼の年代の通常のアプローチに
頼ることにしました。それは、女性達を酔わせてしまおうとしたことです。

友人が、居酒屋よりもロマンチックなところの方がうまく行くと言うので、バーに
女性を誘いました。彼は、異常に興奮していて最初の1時間に8杯目を飲み干した
後、ちょうど午後9時になるときにひっくり返って、翌朝まで意識を回復しません
でした。

違う友人が、「何かお腹に溜まるものを食べて行けば、急にお酒に酔わないだろう」
とアドバイスしました。そこで、彼はデート前にグレービーソースのステーキを2皿
食べました。彼が元気だったのは10時まで、それ以降は気分が悪くなり、バーテン
ダーに店から放り出されました。

他の友人は、バーテンダーに合図を送って、女性のドリンクのアルコールを強く、彼
のドリンクのアルコールを弱くしてもらうといいと言いました。彼は、ドリンクを注
文するたびにバーテンダーにウインクしていたら、バーテンダーに殴られてしまいま
した。

医者にこのままそのロマンチックな計画を続けると肝硬変と糖尿病になると言われま
したが、彼は諦めませんでした。そして、彼は、無事に結婚できました。

しかし、この計画が成功したのか?

彼女と結婚できたのは、酔って酒のボトルで彼女を叩いたからです。お酒を沢
山飲ませたわけではありませんでした。

恋は、悲劇にも喜劇にもなりそうですね。

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2010年

8月

25日

ポットを暖めてお待ちしています

ポットを暖めています
ポットを暖めています
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2010年

8月

24日

うまい魚あります

これが大分流
これが大分流
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2010年

7月

26日

森の王様

 夏になると思い出す。

それは、私が子供の頃、そう、もう何十年も前に父の育った山の中にある
田舎のおじいちゃんとおばあちゃんの家に夏休みの終わりに家族で遊びに
行った時のことです。

田舎の家は、バスの終点から歩いて30分ぐらいかかりました。黒い森に
囲まれた藁葺きの大きな家でした。荷物をもってバスの終点から歩くと、滝
から流れる水の音がすぐ近くに聞こえてきました。田んぼの真ん中を通る道
なので、青臭い稲と泥の香りが気持ちよく思いました。歩いてきた道を振り
返ると青い空に真っ白な雲が浮かんで僕たちの後ろを追いかけてきているよ
うでした。

おじいちゃんとおばあちゃんの家に着くと、すぐにパパとママと僕の3人で
仏壇のあるところで線香に火をつけて手を合わせてから、おじいちゃんとお
ばあちゃんにあいさつをしました。

「遠くからよく帰ってきたね。今年は、もう帰ってこないかと思っていたよ。
さあ、滝から流れてくる水で冷やしておいたスイカをお食べ。じいちゃんは、
朝からソワソワして裏の丘に登って、バス停を何度も何度も眺めていたよ」


「ばあちゃん。お前だって『今日は、何日だ。何曜日だ』と何回も聞いていた
じゃないか。しかし3人でよく帰って来てくれた」
 と、言って、おじいちゃんは、顔のしわにさらにしわを重ねて嬉しそうに微笑
みました。

その日の夜は、パパとママは夜遅くまでおじいちゃんとおばあちゃんとお話を
していました。子供だった僕は、1人で皆より早く寝かされました。布団は、
小さい黄色い常夜灯がついた薄暗い仏壇のある広い部屋の真ん中にしいてあり
ました。部屋の中は、3人で立てた線香の香りが1杯になっていました。

仏壇の横の床の間には怖い鬼のような人が立っている絵が掛けられていました。
おじいちゃんに聞いたら、悪いことをしょうとする人が、この顔をみて驚いて
家に近づかないようにするもので、家を守ってくれる警備員みたいなものだと
笑いながら教えてくれました。

その怖い警備員の他には、少し笑っているおじいちゃんのお父さんとお母さん、
そしてそのまたお父さんとお母さんの白黒の写真が仏壇の上に掛けられて、僕
を見ていました。

暫くの間、仏壇の方を頭にしている枕の上で腕組みをして、僕は怖い警備員と優
しそうな4人の白黒の写真を交互に眺めていました。『ブ~ン・・・ブ~ン』と、
蚊が飛んでいる音が近くで聞こえました。そして時よりおじいちゃんやおばあち
ゃんの笑い声がママとパパの笑い声に混じって遠くで聞こえていましたが、だん
だんと眠くなり、蚊の音もママとパパの声も聞こえなくなりました。そして夢を
見ていたときに、

『ムニャムニャ・・ハクション』
と、大きな声が聞こえてきたので、驚いて僕は目を覚ましました。頭の方にある
電気スタンドに手を伸ばして、スイッチを押しました。少し明るくなったので、
部屋をゆっくりと一周見渡しました。しかし仏壇も怖い警備員もおばあちゃん達
の写真もそのままでした。

『誰もいないのに確かにくしゃみを聞いたのになぁ~。夢なのかな』
 もう一度、電気スタンドの明かりを小さくて布団の中でじっとしていると、

『ハァ~クション。ハクション』
 今度は、夢を見ていないし、前よりもはっきりと大きく2回聞こえました。

「だれ?だれかいるの?」
薄暗い部屋の中で声を出して聞いてみましたが、何も聞こえませんでした。

「どうして答えないの?」
 今度は、ちゃんと起きて部屋の電気をつけました。急に明るくなって部屋が眩
しく見えました。そして仏壇の奥や怖い警備員の絵の裏に近づいて見ましたが、
だれもいません。ところが突然に声が聞こえました。

つづく

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2010年

7月

07日

絵葉書

 九州へ出張しているDから葉書が会社に届いた。メール時代に葉書とは
やつも古い人間だ。

「Kさん。元気ですか。俺、九州を営業で回っています。ヤッホーです。
さて、曇り空の下、ピンクの紫陽花がニコニコしているように思える
九州の梅雨です。この季節、洗濯物が溜まることを気にしなければ、
無機質のビル街に咲く、色とりどりの傘も悪くはないのではないかと思
ったりしています。仕事を早めに終わらせて、霧島登ります。梅雨のド
アが開き、入道雲が広がるまでの間の季節をお互いに楽しみましょう。
There’s nothing hurry about life…って感じです」

 相変わらず能天気な奴だが、窓の外、梅雨の晴れ間の天気を眺めて羨まし
く思うランチ前だ。

 

 

 

 

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2010年

6月

29日

チキンのハーブ焼き

「Kさん、ダイエットはうまくいきましたか?太りすぎると、息が切れて大好きな

冬山は歩けませんよ」
 Dからの電話だ。俺は夏痩せとの相乗効果を狙ってダイエット食のベジタリ

アンに近い食生活が続けていた。


「お前、今どこだ?仕事終わったのか?」
 と、言いながら、あまり落ちているようには思えないお腹の皮下脂肪をさわってみた。


「今日は、直帰ですから、会社には戻りません」
「そうか、ちょうどいい。バーボン買って来い。ジャックダニエルがいい」
 と、言って肉とバーボンの香りを想像した。


「30、40分でいけると思いますが、どうしました?」
「ベジタリアンは、やめた。肉を食うぞ。チキンのハーブ焼きを作ってやるから、ジャック

ダニエルと大きい氷を買って来い」
 どうやら、体と心が肉の油と食感を要求しているようだ・・・。


 ベランダのローズマリーとタイムの鉢植えから一本づつ枝をちぎる。ステンレスのボールに

みじん切りにした玉ねぎとにんにく、枝からとったローズマリーとタイムを加え、白ワイン

を注ぎ、塩を一つま入れた中に大きめにカットしたチキンを入れて軽くかき混ぜてから冷蔵庫

に入れた。

 オーブンを200度に温める。付け合せのサラダ用にレタス、玉ねぎ、にんじんを洗い、水気を

切って食べやすい大きさに切って皿に盛りつけた。そして、チキンを冷蔵庫から出して皮を上に

して耐熱皿に並べて、オリーブオイルをかけてオーブンに入れた。

 

キッチンを片付け、フォークとナイフを探して出しておいた。暫く焼いている間にCDの曲を選ん

だ。男二人だから、女性の声のリアン ライムスがいい。曲をかけて、テーブルのセットをしてい

ると、ノックもなしにDが入ってくる。


「こんちわ。やっぱ、バーボンにはカントリーミュージックですよね。チキンとハーブのいい香りで

すね。昼間は蕎麦だったのでハラペコです」
 と、勝手にしゃべりながら、レジ袋の中からバーボンと氷を取り出すと、勝手にテーブルに並べら

れたロックグラス2つに不揃いの大きい氷を、それぞれのグラスに入れてジャックダニエルを指2本

ほどの高さに注いだ。そして、Dは左手の人差し指でかき混ぜてからグラスを上げた。


「それでは、ダイエットの失敗に乾杯!」
 と、言ってこれまた勝手に乾杯をした。


「ま、そんなところだ。チキンも焼き頃だと思う。今から出すぞ」
 ゆっくりとオーブンから出してテーブルに置いた。そこには海で、ひと夏過ごし、余計な油を落とし、

こんがりと褐色にダイエットしたようなチキンが並んでいた。

 

 

P.S. ヘッドの四葉、ただいま35枚。

 

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2010年

6月

22日

ツバメのカップル

「Kさん、週末はいいことあったのですね。山に登れたのですか」
 Bar B1(バー ビーワン)のカウンターに座ると、無口なマスターが珍し

く先に話かけた。


「ツバメが帰ってきたからね」
 両肘をカウンターに置いて、前かがみになって答えた。いつものマッカラン

のボトルを手に取りながら、マスターが振り向いて聞いた。
「ツバメって?」

 

「山に登る前に、夜が明けるまでの仮眠に利用する無人駅があってね。その

構内の大きな時計の上に2羽が向かい合って眠っているのを見つけたのさ。

昨年と違うツバメかもしれないけど、2羽が向かい合う姿がとてもいいよ。寝袋か

ら顔を出して長い旅をしてきた2羽を眺めながら眠りにつくのは最高だった。今の

季節にぴったりだと思うよ」 


「なんだか、小さな幸せを見つけたようですね」
 と、言ってマッカランのボトルをカウンターに置きかけたマスターに注文した。


「マスター、悪いけど。ベイリーズを同量のミルクで割ってくれませんか」
「また、十二指腸ですか・・・。暫くお酒をやめた方がいいと思いますよ」
 ボトルをモルトの棚に戻して、リキュールの棚からベイリーズを取り出してから、

少なめのベイリーズに多めのミルクを足して、ロックグラスを自分の前に置いた。


「とりあえず、長い旅を終えたツバメのカップルと中間管理職の職業病である十

二指腸炎に乾杯だ」

 

 口の中に広がる甘いベイリーズがツバメのカップルによく似合う味だと思った・・・

 

 

 追伸 ヘッダーの摘みたての四葉は、ただいま31枚です。

 

 

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2010年

6月

11日

紫陽花の想い

 今年の梅雨は空梅雨だそうだ。

「ねぇー、U子。大和さんから電話があったの、みんなで鎌倉に遊びにい

かないかって、来週の日曜日だけど空いている?」

 と、I子が聞いた。

「鎌倉。懐かしいね。中学の時、『三人でしばらく旅にでます』と手紙を書い

て家に送ったけど、結局、鎌倉までしか行けなかったのよね。私達の可愛

い反抗期の行動だったね」

「そうそう、U子が私達には恋人もいないのに、縁切り寺に行こうなんて言う

から、いまだに私達は、いい男との縁が切れている感じがするわ。私は、今

度は縁を戻してもらいに行きたいな」
 と、言ってK子は、サンキッズの窓の横に掛けてある紫陽花の花の絵馬を

見た。

「とにかく、みんなで行きましょうよ。今度は三人だけじゃないから、きっと楽し

い一日になるわよ。じゃ、大和さんに連絡しておくわ」

 と、I子が決めた。

「I子、木村さんとはうまくいっている様子ね。今度こそ、駄目になっても真夜中

に『自殺する!』なんて電話をかけてこないでよ。私は、六回も夜中にタクシー

で駆けつけたのよ。失恋の慰め料もタクシー代と一緒に請求したいと思ってい

るわよ」

 と、K子が言い終わった時に、一人一人にお気に入りの別々のカップにコーヒ

ーとココアをママが注いで、三人の前に並べてから話し始めた。

「恋は、珈琲みたいなものね。苦味や酸味があり、子供には分からない味で大人

になると飲んでみたものなのよ」

「でもね。わたしは、甘いままね。だってココアだから」
 と、言うU子の言葉に三人が笑った。


「ところで、ママさんは、いつも誰かを待ってように見えるけど・・店から窓の外を歩

いている人を時々目で追っているわね」と、I子が尋ねた。

「そうねー。愛した人がいたけど、結局帰ってこなかったわ。山が好きな人でね。雨

が降らないと会えなかった。だって天気がいいと彼は山に行ったもの。その時は紫

陽花の花の気持ちが少し分かる気がしたわ。雨が降るのを祈り、色を変え彼が振り

向いてくれるのを待っているだけ。彼はこの坂が好きで、いつも駅からこの坂を一緒

に歩きながら、山の話を聞かせてくれたのよ」
 ママは、目を窓の外に向けた。

「それから、その人はどうしたの?」
 U子が聞いた。

「春の山に眠ったままよ。遺体が発見されたのは五月の雪解けの時だった。静かに目

を閉じて眠っていたわ。大好きだった濃い目のブラジル珈琲に安いウィスキーを入れ

て出してあげたのに、目を覚ましてはくれなかった。もう随分昔のことだけど、二人は

若かったと思うわ」
 ママは、三人に向かって話しながら椅子に座った。

「それから、ずっと一人なの?」
 煙草に火をつけたママにK子が口を聞いた。

「いい人もいたけど、結婚する気にはなれなかったわ。彼は濃い目の珈琲が好きで、

入れてあげると『苦い』と言って、『ウィスキーで薄めてくれ』と言いながら珈琲を飲む

顔が忘れられなかったのね。きっと・・」
 真中にウィスキーのメーカーの名前が描かれている灰皿に置いた煙草から一筋の

煙が上がって静かに揺れていた。

「一緒に行けばよかったのにね・・・ あら、加藤さん。いらっしゃい」
 ドアのベルがなって入って来たお客さんを見たら、いつものママに戻ってお客さんと

話し始めた。ママが置いた灰皿の煙草は、半分で消えていた。

 

 

 

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2010年

6月

10日

見えない赤いロープ

 『居酒屋の潮音』は、ママの珈琲専門店サンキッズの前にある坂を下って五分

の駅前商店街の入り口にある。

「いらっしゃいませ。何人様ですか?」 
 和服を着た小奇麗な四十過ぎの仲居さんが入り口のI子達に聞いた。

「待ち合わせをしているのです。二十代後半ぐらいの男の人たち三人ですが・・」
 と、店内を見渡しながら仲居さんにI子が答えた。

「お二階のお座敷に男性の方が三人いらっしゃっています」
 仲居さんは、丁寧に和服の袖を持って階段に手を向けて通路を空けた。忙しくな

る時間のようで、後ろにもお客が続いている。

「なんだ二階なの。せっかく新しい靴を買ったのに畳の上なんてついてないな!」
 ブツブツ言いながら靴を脱ぎ階段を上がるK子。

「ここの壁に『はつがつお』って紙に書いてあるわ。今度、お魚に生まれてこなかった

ら食べてあげるわね」 
 U子が、お勧めのメニューとして壁に書かれた鰹のイラストに話かけながら、階段を

上がった。

「まったく、二人は、いつもこうだから!」
 と、I子の独り言。靴箱に無造作に入れたK子のあの新しい靴とU子のスニーカーを

綺麗に揃えて自分の靴を左側に置いた。それから二階に上がると先に座った二人がI子

を呼んだ。

「I子、ここよ。早く、早く」
 一番奥の右側のテーブルから二人が手を振っていた。

「こんにちは。お待たせしました」
 I子が、少し緊張した顔で男性陣に挨拶をした。

「この前はどうも」
 と、短く声を掛けたのが私立中学の英語教師をしている木村大和だった。メガネの奥

にある細い目がI子に向かい側の席を勧めた。

「飲物は何にしますか?僕達は生ビールを注文します」
 聞いたのは、コンピューター会社で営業をしている宮崎陽光だった。

「陽光、メニューを見せてあげないとわからないだろ」
 佐久間健人が宮崎に言った。佐久間は5つ星ホテルのフロント係をしている。

「そうねー。私も生ビールでいいな。あとは揚げ出し豆腐と蟹サラダかな」
 I子が伝票を持って正座をした仲居さん伝えると、K子が続けた。

「私は海草サラダとレモンサワーをお願いします」

「なんだ、それだけですか? 若いから思いっきり食べた方が体にいいと思うけど」
 と、宮崎が聞いた。

「陽光、女性には夏になると気になることがあると思うぜ。お前みたいにただ食って、

外でサッカーボール追いかけているのとは大きく違うと思うぜ」
 と、佐久間がK子に助け舟を出した。

 さっきから、一言もしゃべらなかったU子が口を開けたのは、そのときだった。

「若竹の煮物、野菜の天ぷら、茶蕎麦、あとは・・牛肉のたたきを生姜醤油でね。飲物

は熱いお茶がいいな。以上です」

 皆が見つめる中、U子の注文が無事に終った。それぞれの飲物がすぐに三人の前に

並ぶと、六人で乾杯をした。

「To The Future!(未来に)」
 と、木村がジョッキーを上げた。


 U子が電話をかけに一階に下りたのは、未来の為に五回目の乾杯が終った時だった。

「もうー!。最後の十円玉だ。手短に話をしてくれよ」
 背の高い男が背中を向けてピンクの電話の前で話をしていた。

「それから、どうした?そんなに込み入ったことを言っていると電話が切れるぜ」
 受話器を右側の肩と首に挟んでジーンズのポケットに手を入れてコインを探しているの

を見たU子は、とっさに十円玉を三つ電話のスロットに落とした。昨日の出来事から買い物

をしたら、十円玉を入れる財布もう一つを持っている。

「どうもー。いや、こっちのことだ。それはわかっているけど・・」
 男は相変わらず込み入った話をしているようである。背の高い電話の男の後ろに並んで

いるU子は、無意識に話を聞いている。暫くして、あごの無精ヒゲを触りながら話している男

が昨日の御縁玉、いや十円玉の男であることが分かった。

「あっ!・・御縁玉だ」
 と、声が出たら、男が、U子の方に振り向いた。それから、少しして受話器を置いた男がU子

の前に立っていた。

「どうもありがとう。助かりました。お金はお返しします。ちょっと待ってください」
 と、言ってレジに向かおうとした男に、U子が両手一杯の十円玉を見せた。

「あれ。もしかすると、君は昨日の・・」

「U子です。昨日は助かりました」
 U子は頭を下げた。

「小田原大です。今日は助かりました」
 と、小田原が言うと、二人は笑い出してしまった。笑いが止まった時にU子が聞いた。

「恋人に会いに行くのですか? あっ、ごめんなさい。余計なことを聞いてしまって。電話の話

を少し聞いたので・・」

「恋人か・・ああ、コマクサのことだね」

「こ・ま・く・さ…女性のお名前ですか? 珍しいけど、綺麗なお名前ですね」
 小田原は、笑いを堪えながらU子にコマクサを説明した。コマクサは二千五百メートル以上の

山に咲く高山植物の一種であり、山男達からは女王と呼ばれていることを伝えた。

 小田原は、都会の生活に疲れると友人達に『恋人に逢いに行ってくる』と、言っては山に行くの

が口癖だ。今回は一緒に登るパートナーに急な仕事が入ってしまって行けなくなったので、電話

で他のパートナーを探していたところだ。

「高尾山だったら、登ったことがあるけど、もっと高い山だと星が綺麗でしょうね。いつか見てみた

いわ。女王の上に輝く星達を…」
 と、口に出してから、U子は星の話はしない約束だったと思い出したので話を止めた。


「U子さん、どうしました」
 心配していた佐久間が二階から下りてきてU子に声をかけた。

「お友達ですか? じゃあ、僕はこれで」
 と、小田原が言い終わると、U子と佐久間が見守る中、レジの前を通り、暖簾の揺れる出口に向

かって歩き始めた。すると3回目の右足を出す時に立ち止まった。そして、振り向いてU子に言った。

「来週の土曜日から山に入ります。何度か街には下りてきますが、新雪の降る頃には白馬の雪渓を

越えたテント場にテントを張っています。よかったら、あなたの星と僕の恋人に逢いに来て下さい。待

っていますよ」
 また、無精ヒゲが笑った。

 U子は、小さく手を振って、独り言を言った。
「山登りはロープが必要だから、見えない糸でなくて、見えないロープ。やっぱり赤色のロープかな…」

 

 

 

 

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2010年

6月

08日

作戦会議

 I子とK子は、カウンターの一番右端を一つ空けて椅子にかけた。

「K子、その靴。昨日買ったの?」
 I子が聞いた。

「そうよ。前から欲しかったの。でもキッカケがなかったのよね」
 手鏡で口紅を見ながら答えた。

「K子は、いつも恋するたびに新しい靴を買うから、靴箱には失恋の

数だけ靴があって大変でしょうね。まったく呆れるわ」I子は、そう言い

終わると、窓硝子に映る自分を見ていた。

「I子だって、髪型変えているじゃない。あなたと待ち合わせすると、い

つも探すのに苦労するのよ・・特にあなたを夢中にさせる男がいるとき

は最悪ね。彼が振り向いてくれるまで髪型が変りつづけるから、友達

の私だって分からなくなるのに、どうしてその人が同じ人だと気づくの

かしら?」
 手鏡を見ながら話していたK子はバッグに手鏡をしまった。

「お互いに色々言われても、変らないわね。しかし、一人だけ中学時代

から、進化してないのがいるわよ」と、I子は窓の向うに見える坂の下か

ら駆けてくるU子を目で追った。

 ガラン、ガランとサンキッズのドアに取り付けられた大きなベルが鳴り、

U子が入って来た。
「六時二十七分。約束時間内、やった! 間に合った!」と、一人で呟き

ながら、カウンターの一番右端、いつもの椅子に腰掛けた。

「これで全員揃ったようね。さあ、綺麗なお嬢さん達、何にしましょうか?」  
 ママが声をかけたのが、ちょうど六時三十分。サンキッズには、カウンタ

ーの椅子が六つとテーブルが二つあるサイホン珈琲の専門店だ。

「少し早いけど、アイスコーヒーを飲んでみない? うちのはシロップを入れ

なくても苦くないのよ」 
 と、どことなく、いい家庭の育ちで、高学歴な雰囲気を漂わせるママが聞い

た。店の外は、仕事が終っても、ゆっくりと珈琲を楽しむ時間もなく、慌しく駅

に向かって夕方の坂を下る人々が足早に通り過ぎて行った。

「そうね。今日の昼間の太陽は、もう夏ね。私はそれでいいわ」 
 I子が注文した。すると、K子が人差し指を立ててママにウインクした。

「わたし、ココアね」と、U子。

「はい、はい」と、ママは小さな笑みを浮かべて二回返事をした。そしてサイ

ホンの準備を始めた。


「彼達と七時半に駅前の『潮音』に待ち合わせの約束をしたわよ」
 と、I子が話し始めた。

「え、純和風、居酒屋なの?私はイタリアンか、フレンチ風なお店がよかった

のに。だってムードがないじゃないの。それに、この靴に日本酒は似合わな

いわと思うわ」少し不機嫌そうにK子が言った。

「わたしは、その方がいいわ。お腹がペコペコだもの、それにちょうど『はつが

つお』を食べたいと思っていたのよ」と、言ってU子は、I子の顔を見た。

「U子、『初鰹』なんて、意外と粋ね。生のお魚食べられるようになったとは知

らなかったわ」

「うそ!『はつがつお』ってお魚なの? 昨日、帰りの電車の中で誰かが話し

ているのを聞いたのよ。『季節を感じて、美味しい』って言っていたから、食べ

てみたいと思ったけど、訂正しょうと・・」

「まったく、自分の嫌いなものの名前ぐらい覚えてときなさいよ」K子が口を挟

んだ。

「嫌いだから知らないのよ。K子だって、ズッキー二が嫌いなのに、コージェッ

トを食べていたじゃない。どちらも同じものだと分かるのにイタリアン三軒とフレ

ンチ二軒での食事、おかげで、わたしがズッキーニを嫌いになったわ」

「二人とも、その話は終わりよ。今日は彼達に会うのが二回目なのだから、い

い印象を与えてよ。K子は、前回のようにコップで日本酒を飲まないでね。そ

れと酔って隣のテーブルにいい男を見つけても話かけることはなしよ。U子は、

星と月の話をしないこと。あなたが星の話を始めると、彼達は、次々に銀河系の

星の名前を聞かされて、悪酔いするわ」

 三人のリーダーであるI子が二人にきつく注意をした。が、その時、

「I子、酔ったふりをして男の人に寄り添ったら駄目よ」
 U子とK子が同時に声を上げた。

「どうやら作戦会議は終ったようね。今回は成功するような気がするわ。さあ、冷

たいのが出来上がったわよ」ママがアイスコーヒーとアイスココアをカウンターの

上に置いた。冷たい銅のカップの外側にできた水滴が、それぞれのカップで光っ

ていた。

 

 

 

 

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2010年

6月

07日

御縁玉

「それで、K子ったら朝まで・・あっ! もう電話が切れるわ!」
 U子は、脇に抱えたバッグの中からコインを探そうとしている。

「I子、もう本当に切れそうなの・・あっ、すいません」
 U子のすぐ後で電話を待っていた男が、大きな手と無精ヒゲを
U子の顔に近づけて十円玉を数枚続けて入れた。

「どうしたのよ、U子。聞こえているの?」

「うん、後ろに並んでいる男の人が十円を入れてくれたの」
 U子は、少しだけ振り向いて男を見た。男は、すっかり青葉に
なった桜の街路樹を眺めていた。もしかすると、その青葉の先に
見える生まれたての月を探しているのかもしれないと思った。

「すごいじゃない、U子。初めてじゃないの、男の人に声をかけ
られたの。あなたは発育途上だからね。いよいよ私たちと同じ大
人の仲間入りね」

「ねえ。その人どんな男? 若いの? 少々仕事に疲れたサラリ
ーマン?それとも元気ハツラツの大学生? どんな服着ている?」

「ただ、十円玉を入れてくれただけよ。I子は、いつも大袈裟な
のだから」

「何を言っているのよ。恋というもの偶然の出会いからよ。私に
は、赤い糸の予感がするわ。これが十円玉でなくて、五円玉だっ
たら本当に御縁玉なのにね。フフフ・・」

「もう! 恋のドラマはいいから、明日はどうするの? 昨日パ
ブで会った男の人達と会う約束を忘れてないでしょうね。K子は、
今日の朝、新しい靴を買いに出かけたわ。私は、六時にバイトが
終わるから、その後だったら、空いているけど・・」

「わりといい男達だったね。私は、銀のメガネの中にある涼しげ
な目をした彼がいいな。K子は、あの日焼けした太い腕の男でし
ょうね。昔からスポーツマンタイプに弱いから。U子は、あの人
でいいの?優しそうな人だけど随分老けて見える彼ね」

「私はいいの。あなた達と付き合うのは、これが初めてじゃない
のよ。早く場所と時間を決めて」

「じゃーぁー明日。サンキッズに六時半でどう?あそこで恋の作
戦会議よ。ママさんは、経験豊富だから作戦参謀に最高よ。もっ
とも失恋も多いかもしれないけど、なんでも実践と実学が大事だ
からね」

 一方的にK子が決めて、手にもったCDプレーヤーのリモコン
のボリュームを上げた。同時にヘビーメタルの金属音が、いや騒
音に近いものがU子の耳に入ってきた。

「あ、し、たー。ろ、く、じーはんね!」
 受話器に向かって、U子が大きな声で怒鳴った。電話を待つ人
が一斉にU子に注目したが、K子の騒音のせいだと説明するわけ
にもいかず、下を向いて、小さく呟いた。
「まったく、K子ったら・・」

 U子は、ネオンが光るビルの上を見つめて小さくもう一度同じ
事を呟きながら、受話器を置いた。振り返ると大きな壁があった。
壁を上にたどっていくと、そこに無精ヒゲが微笑んでいた。そし
て、そこには十円玉の男がいた。

「あのー、入れて頂いた分のお金、お返ししたいのですが・・」
 U子は、ゆっくりと聞いた。

「いいよ。コインには不自由していないさ」
 男は、大きな右手に載せた十円玉をU子の目の前に出した。

「クスッ」
 と、U子は小さく笑った。

 そして、「ありがとうございました」と言って少し首を左に傾け
た。電話を代わると男は、片手一杯の十円玉を静かに電話機の上に
置き、受話器を手にすると十円玉をスロットに落とした。

 

 

 

 

 

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2010年

6月

04日

とかくこの世は

 先日の出張先で面白い居酒屋の広告を見た。

 

「街の中で暮らせば、面倒な人間関係もある。

 

 組織の中では、上下関係が煩わしいことも

 

 ある。

 

 とはいえ、

 

 仙人のように深い山では暮らせない。

 

 街では、タフでなければ生きられない。

 

 意識を眠らせるな!

 

 まぁ、うちで一杯やっていきなよ。」

 

 店主敬白

 

 脱サラの店主だろうか・・・

 

 

 

 

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2010年

5月

31日

ジャスミン

外は細い雨、

遅いアフタヌーンティのカップの中に小さなジャスミンの花が咲いた。


お茶の中の花を見つめていると雑踏の香港の町を思い出した。


Chan。お元気ですか。

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2010年

5月

21日

レモンパスタ

レモンとパスタ
レモンとパスタ
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2010年

5月

20日

菜の花の束

時々、関東で暮らしていたときの友人達のことを思い出す。

 

あれは、梅の花の膨らみが気になる季節だったと思う。長い髪

を黄色く染めて、ヘビーメタルとハードロックの違いを力説し

ていたオサムが、彼女にプレゼントした花束のこと。

オサムは、深夜にやるパチンコ屋の掃除のバイトを終わらせたま

まの格好で、山手線が動き出す前に、無理やり仕事を休ませた彼

女を借りた車で迎えに行き、房総半島に向かって南下して行った。

夜明け前の道路に響くロックの音に眠気を飛ばして暴走へ、いや房総へ。
彼女は、シートを倒してウトウト。
「オサム、向こう方は海かな?」
「もうすぐさ」
 暫くすると、ウインカーを右に出して右折した。


「やっぱり。冬の海もいいね」
 彼女は、助手席の窓を全開して海を眺めた。


「U子、多くて包めなかったバースデープレゼントだ」
 オサムは、運転席側の窓を全開にした。


 U子が左側の海から、オサムの右側へ目を移すと、黄色い菜の花畑が続い

ていた。

 

 今年も房総には菜の花が咲いたのだろうか・・・

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2010年

5月

19日

何故

「なぜ、存在し、何故、存在しつづけるのか」

 

昨夜は、二次会での乾杯を繰り返しすぎたようだ、7回目からは

覚えていない。ウォッカが効く・・・


頭の中を「何故」が運動会をしている。
オレンジジュースで割った方がよかったようだ・・・

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2010年

5月

18日

花菖蒲

予報では、夕方から雨だ。

 

電車を降りて傘をささずに通勤途中に歩くと、道路の視界が広がって見える。

夜の花を咲かせる静かな料理屋が並ぶ町にも青空はよく似合う。

 

間口の狭い料理屋の前に、誰かが世話をしている鉢植えの花菖蒲があり、

ビルの谷間から太陽を探しているように上を向いて咲いている。


今夜、仕事が終わったら、この花菖蒲の店で鯛そうめんとひなた燗の菊正宗で

一杯やるか。

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2010年

5月

17日

四本の赤いバラ

 BAR B1は時間帯でお客の層が変わる。サラリーマンやOLは最終電車の

1つ、2つ前で帰る。乗り継ぎがあれば、4つ、5つ前になる。時間に自

由な学生がアルバイトを終えて立ち寄るのは深夜の1時前になる。当然

次の日の午前中の講義は受けてないと思われる。

 

 最終電車の時刻を考えている賢いサラリーマンやOLが時間差で店を後に

すると、I子が入ってきた。
「マスター、こんばんは。いや、おはよう かな?業界では・・・」
 ポニーテールの髪にストレートのジーンズ。白いシャツ、それに薄手

のブルーのフリースを着ているI子は見た目よりも幼い。


「こんばんはで結構ですよ」
 マスターは苦笑を浮かべ、I子にカウンターの一番奥の席を勧めた。


「お疲れ様、何にしますか」
「お疲れ気味なので、少し甘いカクテルが欲しいけど・・・」
 店に並んだボトルを眺めながら答えた。


「ショートとロングとどちらにしますか」
「先週、髭のおじさんが最後に飲んでいた赤いチェリーが入っていたの

を飲んでみたい」


「分かりました。ただ、あの人はおじさんでなくて、Kさんです」
「そうなの。Kさんか、覚えておこう」
 月曜日の深夜は、静かなバーになる。マスターのカクテルを作る音が、

80年代のジャズの間に響く。


「スイートマティーニです」
 三角のカクテルグラスに薄いピンク色のついたアルコールに赤いチェ

リーが入れられている。I子は細いカクテルグラスをゆっくりとピンク色

の口紅の口元に近づけた。強い香りの中に渋みと甘い香りを感じながら、

口の中に液体を落とした。強いジンの香りが口の中で広がった。すぐ後に

甘味が追いかけるように膨らんでいった。


「いかがですか」
「強いカクテルだけど、甘さもあるし、不思議な味かな。癖になりそう」


「Kさんのお仲間入りですね。Kさんは、最後に必ずこれを飲んで帰ります。電

車の中でいやな匂いをさせたくないとか、おっしゃっていました。ジンの香

りですから、好き嫌いもありますが、Kさんにとっては香水かもしれません。

ところで、この頃、T也君と一緒に来ませんね。喧嘩でもしましたか」


 マスターが、チェリーを口に含んだ後に置く、銀の小さなハートが付いた矢

の為に小皿をI子の前に出しながら聞いた。

 
「うーん。別に何もないけど、倦怠期みたいなものかな。それよりT也から突然

4本のバラをプレゼントされたの。4って数字は縁起が悪いと思わない。それに

色は赤よ!信じられない!!」

「そんなことありませんよ。T也君は、I子さんのことを考えていると思います。

このボトルも4本のバラが飾ってあります」
 マスターは、背中の壁一面に飾られたボトル棚から、1本のボトルを手にとって

4本のバラのラベルがI子に見えるように置いた。

 

「あ、4本の赤いバラ。T也と同じだ」
「色々言われていますが、このバーボンを造った人がプロポーズしたときに、この

4本の赤いバラが関係あるそうです」

 

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2010年

5月

14日

It is I

It is I
It is I
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2010年

5月

13日

Believe in Tomorrow

Believe in Tomorrow
Believe in Tomorrow
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2010年

5月

12日

I'm with you

I'm with you
I'm with you
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2010年

5月

11日

You are what you think

You are what you think
You are what you think
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2010年

5月

10日

Sleep well

Sleep well
Sleep well
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2010年

5月

07日

Think positive

Think positive
Think positive
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2010年

4月

30日

Be kind

Be kind
Be kind
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2010年

4月

28日

Be strong...

Be Strong...
Be Strong...
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2010年

4月

26日

Not to worry...

Not to worry
Not to worry
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2010年

4月

23日

Be happy!

Be Happy!
Be Happy!
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2010年

4月

22日

For you

For you
For you
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2010年

4月

21日

クローバー

A Clover

I have travelled to more than ten countries.  I often walk around town while I am waiting for the bus.  I feel so happy to find clovers when Iam walking in the park.I can see clovers everywhere in my hometown. The clovers remind me of my family and my friends and make me smile.

 

It is nice to see something in foreign countries that I can see in my home country.

When I was travelling overseas, I heard this story from an old man on the park bench with a hat and a walking stick. I was sitting on one side of the bench.The old man was sitting on the other side.

 

I picked up a three leaf clover under the bench. I was thinking of my family and my friends in my hometown. The old man pointed to the three leaf clover on my hand.  He said,”Each leaf has a meaning: the first on the left leaf is the past, the second on the middle is the present, the third on the right is the future, and the stalk is you.”And he said,”There are not two clovers alike. They seem like us.Everybody is different.”

 

I live in my hometown now. I remember this story and my friends in foreign countries when I pick up a three leaf clover in my backyard.

 

By the way, I asked him about the fourth leaf of a clover. (A four leaf clover brings Good Luck.) He said,” You should find it yourself in your life.”…

 

クローバー  

私は10ヶ国以上を旅してきました。次の場所に移動する時のバスを待つ間に町を見て回ります。公園を歩いている時、クローバーを見つけると本当に嬉しく思います。私の家ではどこでもクローバーを見つけることができます。クローバーは、家族や友達を思い出させてくれ、笑顔にしてくれます。外国に滞在中、いつも私の国で見ているものがあると、とても嬉しく思います。

 

海外を旅行中のことです。私は公園のベンチに座って帽子とステッキを持った老人に、このお話を聞きました。私は、ベンチの端に座り、老人はベンチの反対側の端に座っていました。私は、ベンチの下にあった三つ葉のクローバーを摘みました。家族や友達のことを思っていました。

 

老人は、私の手の中にある三つ葉のクローバーを指差しました。彼は言いました、“一つ一つの葉は意味があります。左側の一番目の葉は、過去。真ん中の二番目の葉は現在。右側の三番目の葉は未来。そして茎はあなた自身です”彼は続けて言いました、“クローバーは、二つと同じものはありません。私達と同じです。一人一人は違います。

 

今、私は自宅の町で暮らしています。自宅の裏庭で三つ葉のクローバーを見つけると、このお話と海外の友人達のことを思い出します。

 

ところで、私は、老人に(幸せを呼ぶといわれる四葉のクローバー)四番目の葉にてついて聞きました。彼は言いました、“それは、あなた自身が人生の中で見つけるものですよ・・・”

 

 

 

 

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2010年

4月

19日

傘の花が咲く

私の勤める小さな会社は、6階にある。エレベーターを出て右側へ、窓の所まで歩いてドアを開けると、いつもの顔がコンピュータの前に並んでいる。暖かくもなく、冷たくもない雰囲気だ。私のデスクトップの壁紙に使っているハワイのビーチのようだ。

 

私は、人間関係も仕事もそこそこうまくいっていると思うのであるが、なぜか窓際に席はある。窓際、クールビズでは対応できない暑すぎる夏、一番忙しいときにほどよくポカポカで眠くなる冬。

 

私はこの場所を気に入っている。部長の顔が見えないのもいい。それになんと言っても道路を挟んで向かい側に小学校の校門があるからだ。

 

部長に注意されないように黙って少し窓を開けておくと、子供たちがはしゃいでいる声が聞こえてくる。部長が好きな癒しの曲が入ったCDではない。生の生きた声だ。ライブ放送である。毎朝、低学年の子供は、父親や母親に連れられて校門で別れて友達と出会う。夕方は、おばあちゃんやおじいさんの出迎えの顔を見て友達と別れる。


地上からの距離にビルの6階は実にいい。蚊がなぜだか上ってこない。子供たちのソプラノの高い声もうるさくは感じない。低音のバスや大型のダンプの音だって心地よく聞こえる。小学校の校庭にある大きな桜の木々、色々な積荷を載せたトラックの荷台、残業している時に見つける、いつもの会社近くにあるバーの看板の明かり、色々なものが程よい大きさに見える。

 

今日は、下校時間に細い春の雨が降り出した。雨は少し冷たいが濡れても歩けるぐらいだった。しかし急に雨脚が速くなり、出迎えのおばあちゃんやおじいさんが傘を子供に渡すと、小さい傘が、校門から次々に開いていく。まるで春の花が咲いていくように黄色や赤色の小さな花びらが広がっていく。

 

もしかすると、雲の上に住んでいる住人はこれが見たくて春の細い雨をにわか雨にしたのかも、と、思って、黒く低い雲を見上げた。

 

私と同じ窓際の人だろうか・・・

 

 

 

 

 

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Spring Rain
Spring Rain
春、見つけた
春、見つけた

田んぼの中で見つけた春。

Valentine's Day night
Valentine's Day night

Romantic Valentine's Day night

 

 

ロマンチックなバレンタインデーの夜

無人駅のプラットフォームにて

 

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